決算申告や決算対策とは?

決算申告とはなんですか? 

会社は、定款等に定められている期間(事業年度)ごとに決算をまとめ、株主総会の承認を得ることになります。 そして、 この確定した決算に基づいて法人税の確定申告を行うことになります。

 決算申告をしなかったらどうなるのですか?

決算申告をしなかった場合、5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金に課せられることもあります。

具体的にどのような書類を準備するのですか?

決算報告書、個別注記表、法人税・消費税申告書、法人事業概況書など多くのものを指します。

決算対策というのを聞きますが、具体的にはどのような決算対策なのでしょうか?

まずは、社長・オーナー自身が利益をしっており、また、売上予想を加味した決算予測でどの位の利益が残りそうかを把握して下さい。

その為には、毎月の売上、経費、利益をきちんと月次決算で把握することが大切です。
急に決算月に利益が出そうだからといっても、節税方法は限られてしまいます。
基本的な流れと致しましては、5年後の会社の将来像を見据えた中期未来計画を策定する。

そして、作成された中期未来計画をもとに、今期の未来計画を作成し、未来計画と実績とのモニタリング体制を社内に確立する。
この時に、役員報酬の改定シュミレーションや人件費の検討を行うのもいいでしょう(法人税と社長とその家族の所得税のバランスが大切です)。
もちろん、決算月に少額の必要な資産の購入や倒産防止共済・生命保険の加入など出来ることはあります。
また、実際に固定資産台帳を閲覧して、実際には既に存在しない資産が計上されっていないかや不良債権の債権放棄の内容証明を送り 経費を計上するキャッシュアウトを伴わない決算対策としての節税もあります。

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